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Anthropic、Claudeが生成するテキストに「不可視ウォーターマーク」導入の仕組みを公開、欧州のAI規制に対応

Anthropicは、EU AI法(欧州AI規則)の要件に準拠するため、Google DeepMindの「SynthID-Text」技術を採用し、Claudeが生成するテキストに統計的パターンを埋め込んでAI製であることを検証可能にすると発表しました。

📅 2026年8月18日 07:57
Anthropic、Claudeが生成するテキストに「不可視ウォーターマーク」導入の仕組みを公開、欧州のAI規制に対応

チャットボット「Claude」を開発するAnthropic社は、EUのAI透明性に関する規制であるEU AI Act(第50条)のAIコンテンツ識別義務に適合させるため、Claudeが生成するすべてのテキストに埋め込まれる「不可視ウォーターマーク(invisible watermark)」の仕組みについて詳細を説明しました。

興味深いことに、Anthropicはこの技術を自社開発したわけではなく、AI分野の直接の競合であるGoogle DeepMindが開発したオープンソースのウォーターマーク技術「SynthID-Text」を採用しています。

このシステムの動作原理は、テキスト内に特殊な文字を隠したりメタデータを挿入したりするものではなく、単語を選択する際の確率値を調整するというものです。モデルが意味の似た複数の単語の選択肢を持つ場合、システムはあらかじめ定められた統計的パターンに従って単語を選択します。人間が読んでも違いは分かりませんが、シークレットキーを持つソフトウェアであれば、そのテキストがAIによるものかどうかを逆算して検証することができます。

Anthropicは、このウォーターマークがコンテンツの意味、創造性、文章の品質に影響を与えず、トークン数(テキスト処理単位)やユーザーの費用も増加させないことを強調しています。テキストがコピー&ペーストされたり軽微な編集を加えられたりしてもウォーターマークは維持されますが、大幅な改変や書き直しが行われた場合や、テキストが短すぎる場合には、検出の精度が低下したりウォーターマークが見つからなくなったりするという制限もあります。

このシステムは、2026年8月2日以降にリリースされる新しいClaudeモデルに対してグローバルで適用され、ウェブ画面からの利用、API、Claude Codeのすべてが対象となります。なお、.pngや.jpgなどの画像ファイルについては、代わりにC2PAオープン標準に基づくメタデータの埋め込み手法が使用されます。

適用される法規制は欧州のものですが、Anthropicはこのウォーターマークを欧州のユーザーに限定せず、世界中で導入することを決定しています。

Why it matters
タイのユーザーが利用するClaudeのコンテンツにも自動的に検証可能なウォーターマークが埋め込まれることになり、作文、レポート、記事などがAIによるものかどうかの証明に影響を与えます。これは教育や業務におけるAI利用の倫理に直接関わる問題です。
#Anthropic#Claude#ลายน้ำ AI#EU AI Act

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