多くの人が存在を知らないかもしれない、Apple Watchの心臓の健康測定機能
Apple Watchには、長期的な心臓の健康を反映するVO2 Maxを評価する「心肺フィットネス」機能があり、基準値を下回ると通知も可能。しかし多くのユーザーはその存在を知らない
Apple Watchで心拍数を定期的に測定している人は多いが、実は心臓の健康をより深く測定する隠れた機能があることをご存じだろうか。それが「Cardio Fitness(心肺フィットネス)」、つまり心臓と血管のフィットネスレベルだ。
この機能はVO2 Max(運動中に体が使える最大酸素摂取量)を評価することで動作する。これは医師やアスリートが長年利用してきた、長期的な心臓・血管の健康指標であり、数値が高いほど体が筋肉へ効率よく酸素を送れていることを意味し、心臓が強いことの表れだ。
他の機能のように自分で測定を指示する必要はない。Apple Watchは心拍センサーに加え、GPSと加速度センサー(動きを検知するデバイス)を使い、ユーザーが屋外でウォーキング、ランニング、ハイキングをしている間に自動で数値を推定する。限界まで激しい運動をする必要もない。
注目すべきは通知システムだ。ユーザーの心肺フィットネスレベルが年齢・性別ごとの基準値を下回った場合、Apple Watchが事前に通知を送って知らせてくれる。これは心臓の健康ケアを早めに始めるきっかけになるかもしれない。
心肺フィットネスの履歴の確認や通知のオン設定は、iPhoneの「ヘルスケア」アプリから行える。Appleは公式サポート文書で設定方法を明確に説明している。Apple Watchを持っていながら一度も確認したことがない人は、自分の心臓レベルがどのくらいかチェックしてみてはいかがだろう。
心臓病はタイ人の主な死因の一つ。心臓のフィットネスレベルが基準を下回った際に通知する機能により、Apple Watchユーザーは追加のデバイスを購入せずに、健康の兆候を早期に把握できる