Notion、iOS向けパーソナルAIアシスタント「Notion Agents」を発表 – GPT、Claude、Geminiの切り替えが可能
この新アプリは、モバイルチャットを通じて、ユーザーのNotionデータから直接質問に答え、タスクを管理するAIアシスタントとして機能する。
人気のメモ・タスク管理アプリ開発企業であるNotionは、2026年7月7日、iOS向けに「Notion Agents」という名称の新しいスタンドアロンアプリケーションをリリースした。このアプリは無料でダウンロードでき、アプリ内課金オプションも利用可能だ。
Notion Agentsは、ユーザーがチャットインターフェースを通じていつでも利用できるAI(人工知能)アシスタントとして設計されている。主な機能は、ユーザーのNotionワークスペース内にあるすべての情報(ドキュメント、データベース、プロジェクトなど)から質問に答え、データを検索することだ。さらに、ユーザーが使用している他のツールと連携することもできる。ユーザーは、テキスト入力、音声コマンド、さらには画像のアップロードなど、様々な形式でコマンドを入力し、Agentにデータの管理や整理を支援させることが可能だ。
重要な特長は、基盤となるAIモデルを選択できる柔軟性だ。Notionはユーザーを特定のベンダーのモデルに限定せず、ユーザーのニーズに応じて、OpenAIのGPT、AnthropicのClaude、GoogleのGeminiといった主要な大規模言語モデル(Large Language Model)を切り替えて選択できる機会を提供している。
Notion Agentsのリリースは、2026年9月22日にサービス終了するNotion Mailアプリの発表と同時に行われた。この動きは、メール市場での競争ではなく、AIを中核とするワークフローシステムに専念するという、同社の戦略転換を反映している。
専用アプリのリリースは、NotionがAIを将来の製品の中核と見なしており、単なる追加機能ではないという明確な方向性を示している。また、モバイルで迅速に情報やタスクを管理したいタイのNotionユーザーにとって新しい選択肢となるだろう。